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京都の防犯事情

平成26年度の京都府内の刑法犯認知件数は、2万8671件(平成26年中確定値)で、前年と比較して3273件減少(-10.2%)となりました。
 刑法犯認知件数が3万件を下回るのは、39年ぶりとなります。
 しかし、女性や子どもが被害者となる性犯罪(強姦、強制わいせつ、公然わいせつ)については、毎年300件前後で推移し、刑法犯に占める割合は増加傾向にあります。
侵入犯罪認知件数の推移で過去10年を見てみると侵入強盗、空き巣、忍込み、居空きの合計は平成17年2,076件であったのが平成26年は675件と32.5%にまで減少しています。
侵入犯罪の検挙人員の推移をみると、平成17年は104名、平成26年は82名となっています。

一方で、多くの人が「治安が悪くなった」と感じています。
誰でも、どこにいても犯罪被害に遭う可能性がある、ということが不安の要因です。
又、犯罪そのものが凶悪化しており、侵入窃盗件数は減っても、命まで奪われるような侵入強盗、殺人、ストーカー・・といった被害の記憶が不安に感じている要因です。

防犯対策をきちんと行い、犯罪が発生しにくい環境を地域で作っていくことが大切です。

(参考:京都府警本部資料・京都府防犯設備士協会資料より引用)